英慶アカデミーの教育方針

英文法を徹底的に学習し英語の4技能を向上

本校では英文法を徹底して学習し、英語の4技能が向上するよう指導いたします。英語は文法の知識を積み上げていく学問です。ある文法の単元を分からないまま積み残してしまうと、英文の構造全体が理解できなくなってしまいます。本校では単元ごとの英文法を分からないままにせず、生徒さんが理解できるまで徹底して指導してまいります。

リーディング力とライティング力の習得

英文法の知識が欠けているとReading(読む)が困難になります。英語の文章は精緻な英文法のルールに基づいて構成されています。英文法の知識が欠けていると英文の構造そのものを把握できず、内容を理解することが困難になります。また英語の文章を作成するWriting(書く)も、やみくもに単語を繋げれば良いというものではありません。英文法のルールに則り、単語を一つ一つ緻密に組み合わせていく必要があります。

本校では英文法を徹底して学びリーディング力およびライティング力を向上させます。

スピーキング力の習得

日本人の場合は、英語のSpeaking(話す)にも英文法の習得が必須となります。脳科学的に言うと、英語が母国語であるネイティブは英語の知識を「手続き記憶」として保存します。「手続き記憶」とは自転車の乗り方のように日常生活の動作や手順の記憶です。従ってネイティブの場合、スピーキングを実現するために、英文法を体系的に学習する必要は一切ありません。

一方、英語が母国語ではない日本人の場合、英語の知識は「宣言的記憶」として保存されます。「宣言的記憶」とは勉強をして覚えた知識のことです。よって日本人が英語を話す場合は、それまで蓄積した英文法の知識を使って言おうとする内容の英文をまず頭の中で作成し、次にその英文を発音のルールに従って発話するというプロセスが必要となります。最初は「頭の中に英文を作成する」という作業にかなり時間がかかってしまい、対話をしようにも相手の話しの流れが速すぎて会話に追い付いていけないという事態に陥ります。しかしそれも慣れるに従い、頭の中で英文を作成する時間がどんどん短くなっていきます。最終的には英文の最初の単語を発話したと同時にすべての英文が頭の中に浮かぶようになります。こうなればいわゆる外人との英語による対話もたいへんスムーズに進めることができるようになります。

本校ではCLT(Communicative Language Teaching)の手法によりスピーキング力を向上させます。

■リスニング力の習得

英語のListening(聞く)の技能を習得するには、他の3技能とは異なり英文法を習得するだけでは十分ではありません。もちろん最終的には英文法の知識がないと聞いた内容を理解することが難しくなりますが、その前に、まず大前提としてPhonics(フォニックス:英語の母音および子音の発音のし方)を習熟する必要があります。日本語の場合、母音は「あ・い・う・え・お」のわずか5つしかありませんが、英語の場合、母音は37個(アメリカ発音)あります。また日本語には子音が17個ありますが、英語には子音が28個あります。つまり、日本語はわずか85(5×17)の音でしか構成されていないのに対し、英語は実に1,036(37×28)もの音で構成されていることになります。従って日本人が英語を聞く際は、今まで聞いたこともない膨大な数の音(発音)を聞き分けなければなりません。

本校では様々なDVD素材を使用して英語の「発音」を聞き分けることができるように指導してまいります。※DVD素材を視聴するほうがCD素材を聞くよりも英語のリスニング力の向上には遥かに効果があります。

英語教育を取巻く環境

2021年度新学習指導要領による中学校の英語教育改革

  • 英語の授業を原則として英語のみで行なう
  • 仮定法、原形不定詞、現在完了進行形、直接目的語を節に取る第4文型、の英文法の単元が追加される
  • 3年間で学ぶ単語数が現行の1,200語から1,600~1,800語に増える
  • スピーキングの内容が「やり取り」と「発表」の2つになる

2017年千葉県公立高校入試(前期)でのリスニングテスト配点増

  • 英語リスニングテスト配点:21点(2016年)⇒ 33点(2017年)と大幅に増える(100点満点の3分の1を占める)

2022年度都立高校入試でのスピーキングテスト導入

  • 2022年11~12月に英語スピーキングテストが実施され、2023年2月に行われる都立高校入試の本試験の点数にスピーキングテストの点数が加算される

2020年度大学入学共通テストでのリスニングテスト配点増

  • これまでのセンター試験での英語の配点は、筆記200点・リスニング50点の4:1であったのに対し、2021年1月にあらたに実施される大学入学共通テストでの英語の配点はリーディング100点・リスニング100点と1:1の均等となり、リスニングの配点比率が大幅に増える

日本の英語教育が大きく変わります!

英語教授法の国際資格を持つ担当講師が
英語教育の様々な変革にも柔軟に対応します

TESOLの資格を持つ講師の指導により英語教育の大きな変革にも柔軟に対応します。

徹底して英文法を習得し高校受験対策はもちろん大学受験も見据えて基礎を固めます。

英語の4技能習得に向けた学習プログラムにより本物の英語力が身に付きます。

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