ごあいさつ
英慶アカデミー校長の久松です。
2021年1月に実施された大学入学共通テストにおいて、新たに英語民間試験が導入される予定でしたが、様々な議論が噴出した結果、当該試験の導入は2024年度まで延期されることとなりました。この状況の下、2021年7月30日に開かれた有識者会議において「英語民間試験の実現は困難」とする提言がまとまり、英語民間試験の導入は正式に見送られることとなりました。
一方、2021年4月に施行された新学習指導要領により、「中学校での英語の授業を原則英語のみで行なう」という日本の英語教育界においてたいへん大きな改革が現在進められています。教える側はもとより教わる側にとっても様々な影響を及ぼすであろう英語教育改革と言えます。
ところで中学生の皆さんは英語を学ぶことの意義をどのように感じているでしょうか。「学校で英語の定期試験があるから」 、「高校入試で英語の試験が課されるから」、 「大学受験の試験科目に必ず英語が入っているから」、 とりあえずこのような理由で英語を勉強している方も多いかもしれません。
私はこれまで長年に亘りグローバルビジネスの最前線で英語で仕事をしてまいりましたが、私の実体験として断言できることは「英語のリーディング(読む)・ライティング(書く)・スピーキング(話す)・リスニング(聞く)が出来ると、国籍を問わず世界中の人たちとコミュニケーションを取ることができ、そのことがひいては個人の成長や自己実現に深く結びつく」という点です。
中学校で学ぶ内容は言語としての英語の成り立ちのほぼすべてを網羅しています。したがって、中学校で学習する単元をしっかりと身に付けることが出来れば英語という学問の扉を大きく開けることができます。
中学生の皆さんが英語を学ぶことで、個人として成長し自己を実現する。このことに向けて微力ながら皆さんをサポートすることが本校のミッション(使命)であると考えます。
英慶アカデミー校長 久松幹典
担当講師プロフィール
英慶アカデミー校長
久松幹典
東京都中野区出身
慶應義塾大学商学部卒業
ジョージ・ワシントン大学経営大学院修士課程修了(MBA)
アメリカ系法人・スイス系法人・イギリス系法人等の外資系企業に勤務
グローバルで必要とされる英語力および日本人の英語運用能力の弱点を熟知する
【資格】TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)
英語が母国語ではない人に向けた英語教授法の国際資格
ラマー大学(米テキサス州)認定プログラムにより取得
TESOL:英語教授法の国際資格
英慶アカデミーではTESOLの資格を持つ講師がすべての授業を担当します。TESOLとは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語が母国語ではない人に向けた英語教授法の国際資格です。具体的には英語教育に関する以下の内容を習得する資格となります。
- 言語教育および言語学習の要諦とその手法
- レッスンプランの作成および言語教育向け教材の使用法
- 言語教育および学習プロセスの管理
TESOLは「Communicative Language Teaching」(CLT)の教授法をその大きな柱としています。CLTとは「言語はコミュニケーションを成立させるためのもの」という考え方を基本とする教授法です。
一人では言えなかったことが周りの補助があることでだんだんと言えるようになり、最終的には補助を受けずに会話ができるようになる、このプロセスを「Scaffolding」(足場かけ)と言います。
CLTはこの「Scaffolding」(足場かけ)がコミュニケーションを向上させる手段として最も有効であると位置付ける教授法です。英慶アカデミーでは「英語を読む」「英語を書く」という技能の習得はもちろん、CLTを通じて「英語を話す」「英語を聞く」という技能も同時に習得できるよう指導してまいります。
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